concept

「育つ、育てる」
エコロジーな暮らしや考え方、自分たちの手で作ったものを、育てながらみんなでシェアする。

Profile

この「まちかど農園」の建物で私は生まれ育ちました。 以前、その建物の端々には思い出が沢山つまっていましたが、リニューアルに伴い、一部を除いてすべてが消え、生まれ変わりました。 プロジェクトを計画してから約1年間、多くの人たちの応援や協力のおかげで「まちかど農園」はスタートします。 気がつくと先日植えたばかりの木に実がなり始めています。 ここ「まちかど農園」に集い、そしてここが大きな実をつける「場所」(POSTo) になって欲しいと考えています。

園主 西田光彦
まちかど農園POSTO
所在地 〒665-0022
兵庫県宝塚市野上1丁目1−8
電話:0797-74-0234
代表者 西田光彦

Story

賑やかだった家が「空き家」に

まちかど農園」として再スタートする場所は私の実家だったものです。 一階部分は店舗として、そして2階は父母、兄弟三人と叔母が暮らしていました。子供の頃は父の職場で働く職人さんやは叔母の美容院働くお姉さんなどが住込みで暮らしており、夕食は時間を分けて食べる程の大家族が住んでいました。 時は流れ、私を含めて兄弟は家を離れ、そして父母、叔母も他界したあとは誰も暮らさない住居跡が残った寂しいビルとなっていました。

現れた建物の記憶

せっかく残された建物ですが、老朽化が進み建替えを考えてはいましたが、様々な問題もあり、手づかずの状況が何年も続いていました。 以前は多くの人たち往き交い賑やかだったこの場所も、高齢化の影響もあり、車だけが往来する寂しい街になっています。 しかし、駅も近く、立地にも恵まれたこの場所が多くの人達が訪れるようになれば、街並みも変わって行くのではと考えこの「まちかど農園」を計画しました。

現れた建物の記憶

解体中に現れた「パーマ」という文字は叔母が営んでいた「美容院」の看板文字です。あとから建築した建物が築57年ですので57年眠っていた文字が復活したこととなります。

みんなで作る場所

「まちかど農園」は多くの人が利用する場になってほしいと思っています。 とは言え「ハコ」を用意するだけではその思いが伝わるとは思えません。
出来れば利用者が自分たちでその「ハコ」を作ることが出来れば、「まちかど農園」に息吹が生まれるのではと考えました。とは言え、さすがに柱を立てたり壁を作ったりすることは素人の私たちでは一朝一夕でできるものではありません。 でも「壁を塗る」くらいなら私たちが力を合わせれば出来るのではと入居希望者に相談したところ、「子供たちに塗らそう!」 なんと、3歳の子供たちから高校生まで40人以上が参加し、1日で2階3階のすべての壁を塗り終えてしまいました。 その仕上がりも驚きです、最初は自分たちで作るものだから多少の塗りむらがあっても問題ないと思っていましたが、出来上がりはプロも驚く仕上がりとなっています。

大切なものをシェアする

「まちかど農園」のコンセプトは『育つ 育てる』です。
ご提供するこの場所は多くの人たちが利用する農園(会社)になればと考えています。 土を耕し(アイデアをあたため)タネを植えて(事業化)育てる、そんなインキュベーションスぺースになって欲しいと考えています。 そこに行けば「何か」がある、大人から子供まで気軽に訪れることのできる開かれた場所がこの「まちかど農園」です。